娘の高専受験記-中3-1月

とうとう受験本番がやってきた!

1月受験までの最後の時間

冬休み中はナレッジスターの冬期講習のベーシックコースを受講

夏期講習と違って高専模試は入ってなかった
やりたいんですけど、今は推薦入試準備に力を注ぐしかない

学校が始まると、
学校の毎日の課題や学力テスト、面接対策で時間がありません

推薦入試は捨てて学力試験のみを選ぶ人がいるのもわかるなあ

学校では、面接練習をしてくれるのはありがたいんですけど
…担任がやはり暴走してる…

とにかく何でも専門的知識を語れ!!

無理でしょ…今ない専門知識を勉強したくて高専行くんですよ
専門的な事語るほうがボロがでるわ
それより、どうして高専に入りたいか、入ったら何をしたいか

が、大事なところではないかと母は思うのですが

高専に見学やら体験やらに行ったときに、高専の学生さんや先生に聞いた感じでは

・エントリーシートに書かれてる内容に質問してくる
・アドミッションポリシーを理解してるかの質問
これが主なんだそうです

そんな事情も学校の先生(担任)には伝わらない
理科の先生が面接練習に同席していて、
理科の先生はそんな専門性が足りないとかは指摘してこないんです
完全、担任の思い込みで納得するまで専門性を詰め込まなければならない苦行です

そんなこんなで推薦入試本番がやってきた

推薦入試は土曜日
金曜日に母は仕事が長引き、ハラハラしながら大慌てで帰宅
適当な軽いご飯を食べて
洗濯物をたたみ、
息子くんに「家はまかせた!!」と家を出発
(荷物は前日までに全て準備)

最寄りの駅まで車で行って
20時くらいの電車に飛び乗り、1時間半
電車の中で面接の資料とか見て復習しようかなと思ってたら
乗客が多くてとてもできなかった

娘ちゃんと微妙な緊張を隠しきれないまま、普通の会話をしてすごしたのです

電車を降りて、歩いてホテルへ
コンビニで朝ごはんを買ってからチェックイン

ホテル泊まることなんて普段ないので、娘ちゃんが変に緊張して眠れないとか
ならないように
寒いから、ホテルに毛布を貸してもらい、
ホテルのガウンじゃ落ち着かないのではと、家で使用してるスウェットを持参
肌がちょっとだけ弱い子なので、ホテルのシャンプーが合わないと困るな、と家で使っているシャンプーのお試しサイズのを購入して持参

化粧水とかも家で使ってるのをそのまま持参

実際、ホテルの部屋に着いたら
何?この暑さ!…めっちゃ暖房が効いてる…暑すぎる
エアコンを切ってしばらくしても全然暑いので…9階だったけど窓開けましたよ
持参のスウェットなんて暑くて着られない
ホテルのペラペラガウンでも暑い
宿泊する女子に手厚いホテルでした
シャンプー、ボディソープ、化粧水等のスキンケアグッズもPOLAで用意されてて…

娘ちゃん「使ってみたーい」って
いつもより髪サラサラ~化粧水も肌に合ったみたい

母の準備した荷物…出番なし!

ホテルに着いた時点で時刻は22時を超えており、
面接の練習もしたいけれど、たいしたこともできず
明日のために寝ることにしました

当日
8時過ぎにホテルを出て駅まで行ってタクシーで高専に向かいます

コロナの影響で保護者の待合室は用意されないと言う事で
タクシーで高専に着くと、門に面接の予定時刻が貼りだされていたので
「タクシーこのままちょっと待っててください!!」と言って

門まで娘ちゃんとダッシュし、予定時刻を確認
娘ちゃんの予定時刻は9時45分、10時に終了

娘ちゃんに
「頑張ってね~!!!!」「受付して、指示に従うのだよ。」
と声をかけ、

受付に向かう娘ちゃんの背中をチラリと見送り
タクシーにダッシュで戻り、母はホテルに戻りました

保護者の待合室がなかったので、高専の近くに喫茶店かファミレスが無いか探したのですが
・・・ないんです
面接時間も当日に門まで行かないとわからない状態だったので、
一旦ホテルに戻って、面接終わるころに合わせてチェックアウトすればいいかなと

ホテルに戻ると、思ったより面接が早めだったため、荷物をまとめて
チェックアウト
再びタクシーにて高専へ!!

高専に着くと、ちょうど娘ちゃんが誰か他の受験生とお話しながら門のほうにやってきました

話ができる子がいてよかったね
お互い受かるといいですね
帰り道は最寄りの駅まで2人でお話しながら帰りました
昼過ぎには家に着きました
お疲れさま

週明け学校に行くと
いろいろな先生から声をかけられたんだそうで
娘ちゃんは高専を受けることを誰にもいってなかったのに

お友達といるところに大きな声で「どうだった?」「終わってよかったねー」

とか、一度も関わったことのない先生にまで「これで一区切りついたねー」
とか…
あんまり仲良くない子に「先生たちが大きい声で話すし、聞こえてるから。みんなしってるし!!」

とか言われちゃって。。。

挙句担任には
「みんなよりはやく終わるんだから(受験)、浮かれてないで、委員会の仕事ちゃんとやって

あのー、受験しただけで、まだ合格してないんですけど!!

まだ合格発表してません
本人は面接があまりうまくできなかったので、学力入試にむけて頑張ります。

と担任に伝えてあるのに・・・・
浮かれてるのは先生の方じゃありませんか?

とうとう、娘ちゃんは

娘ちゃん
娘ちゃん

学校行きたくない!!
泣泣・・・

という事態になりまして、娘に許可をとり、学校に電話することに

担任に、
結果が出てもないのに、学校の先生たちみんながもう合格したかのように話しかけてくること
他の生徒たちに高専受験したことが知れること
他の生徒たちはまだ入試前でピリピリしてるので、娘ちゃんがもし合格しても知らせたくないこと

など、伝えました
なんかいろいろ言い訳こいてましたが、
・配慮がたらなかったかも
・会議で他の先生たちにも伝える

とは言ってもらいました

最初から配慮してもらいたいものです
他の子たちとは違う選択をしているのです
不安なのです
みんなが高専受験を応援してくれるわけではないのです
心無い事言ってくる子もいるのです

合格発表の日

10時に発表
仕事で母は見に行けないので
スマホで高専のホームページで確認

ありました!合格です!!
あーよかった

正直、震えました
娘ちゃんは学校で先生から合格を伝えられているでしょうか

あーこれで家から出て行っちゃうんだな
と思い、ちょっと泣けました

昼休みに職場を抜けて、ケーキを買いに行きました


発表は10時でしたが
娘ちゃんは昼休みに担任から呼び出され、一緒にホームページで合格を確認したようです

担任
担任

これで私、高専三連勝!!

ハーハハハ!!

娘ちゃん
娘ちゃん

・・・・

は⁈

何なんでしょ
この担任
娘ちゃんに「おめでとう。たいへんだったけど頑張ったね…」
とか言うもんじゃないんですか?
自分が3連勝で喜んでる‥もう嫌

しかも、以前合格してもみんなの受験が終わるまでは娘ちゃんの合格のことは公表しないでほしい旨伝えたはずなのに!

担任
担任

合格したんだから皆に言っていいよね?
もちろん、決めるのはあなただけど
いいよね?

他の子が合格してから?
どうせ明日の面接練習にあなたは出ないから皆にバレるよ!
だから言っちゃっていいよね?
まだ受験終わってない人たちに自分は受かったとか言えないって?なにそれ?
一人が受かっていいスタートなんだから
皆の士気が上がるでしょ
じゅあ、明日あさ言うからね

その時のために一言考えておいてね!
まさかあなたはこんなこと言わないと思うけど「私終わったんで、あとみんな頑張って~」
みたいなのはナシよ!

娘ちゃん
娘ちゃん

もうイヤ
早く卒業したい

そして担任は朝の会で娘ちゃんの高専合格を発表し、
ビミョーな空気になるのでした
士気が上がるとかないし
先に受験終えた子に、よく思わない子もいっぱいいますよ
おめでとー!!!って感じにはなりませんでした

その日に合格証が届いたようで、校長から合格証を頂いてきました
母はこれで一安心
合格が確定したら急に現実味が
あと2か月で家を出てってしまう
さみしい

校長
校長

娘ちゃんさん、合格おめでとう
頑張ってノーベル賞とってください

ノーベル賞?
なんか高専をどう認識してるのでしょうか
まあ、いやなこと言ってくる担任よりいいけど

校長もこんな感じなんで
ほんと、高専受験は先生たちは頼りになりません

イヤーなんとか母娘でがんばって乗り切りました
大変だったなぁ



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