皆さんどうも!猫と共にのfsheepといつくです。
地震大国の日本、ペットや動物が地震を感知・予知するという話は世界各国共通でよく聞きますよね。でも猫はどうでしょう?本当に地震を予知しているのか、また地震が発生する前の猫の行動と実際に発生した際はどうしたら良いのか、気になりますよね。今回は猫と地震についてまとめてみました。
猫は地震を感知・予知できる?
ご存知の通り私達の暮らしている日本は地震大国です。驚くことに世界の震度5度以上の地震の20%は日本で起きているそうです。動物が地震を感知、予知するという話は誰しもが聞いたことあると思います。特に有名なのはナマズですよね。ナマズ特有の体の器官により電磁波の影響を受け、地震の前に暴れだすことで知られています。犬や猫、その他の動物も地震を予知し異常行動を起こすと言われています。
猫を対象とした地震予知の研究がされていたこともあります。地震発生の数日~数ヶ月前に普段とは異なる行動を取り始める猫が半数近くいたそうです。実際に一般の飼い主さん達も、地震前に飼い猫の異常行動を感じたという報告が多数あるみたいです。
■地震前の猫の異常行動
・暴れだす
・走り回る
・鳴き続ける
・怯えている
・高い所にやたら登る
個体差もあり結果的にはどうして異常行動を起こすのかは、はっきりと分かっていません。多くの研究者は「第六感」「動物の鋭い感覚」によるものだと考えているみたいです。
地震発生時は猫と一緒に避難
地震が発生したとき、困るのは一緒に暮らしていたペットをどうしたらいいのか。実際に被災地ではそういう声が多く寄せられています。一緒に避難出来るよう事前の準備が大事です。
■事前準備
・エサ、水、おやつ
・リード、ハーネス
・キャリーバッグ
・簡易トイレ
避難所では人間の為の物資しか基本的には支給されません。ですので最低限、上記の物は準備しておいた方が良いでしょう。また家猫は犬と違い散歩させる習慣はほとんど無いので自由奔放に動き回ります。リードやハーネスを用意しないと逃げ出してしまい、そのまま迷い続ける恐れもあります。また普段から首輪を付けておき慣れさせておいた方が無難です。迷ったときに首輪に名前や連絡先を書いておけば見つかる可能性もあります。


家猫いつくの場合‐地震予知と発生時‐
では我家の猫「いつく」の場合はというと、
■地震発生前の予知
特にこれといって・・・。
■地震発生直後
逃げる。テーブルの下や毛布の中に避難する。
普段何気なく過ごしていると、どの行動が地震予知によるものなのか中々気付きにくいです。ただ、いつくは発生直後は必ず決まった場所のどこかに隠れます。それだけははっきりしています。こういったように、愛猫の地震発生時の行動を事前に把握しておいた方が避難する際に迅速に動けると感じました。
猫本人はもしかしたら地震前の何かしらの異常をキャッチしているのかもしれませんが、私達飼い主さんがそれに気付かないケースの方が多いかと思います。


最後に
猫の研究は犬や他の動物に比べ、まだまだ浅いです。それは猫の気まぐれな性格が研究に影響し遅れを取っているみたいです。実際には猫が地震を予知するかは明確には分かっておりませんが、非常に敏感な猫ですから何かしらを感じているとは思います。個体差もありますが、普段から愛猫の様子や行動をじっくり観察していると、もしかしたら地震に対する異常行動が分かるようになるかも知れませんね。
何よりも事前の準備と地震発生時の私達の適切な行動が大事かと感じます。ペットと暮らしている以上は飼い主さんにはその責任があります。今一度、家族のみんなで話し合い、地震が発生した際に困らないよう自分達とペットとのことをしっかり考えておきましょう。
それでは今回はこのあたりで。ではでは。