皆さんどうも!猫と共にのfsheepといつくです。
猫と共に暮らしている人なら感じている猫の睡眠時間の長さ。いつも寝ているイメージありますよね。そんなに寝ていて平気なのか心配になったりしますよね。今回は猫の睡眠についてご紹介したいと思います。
猫の睡眠時間は長い
猫は一日のほとんどの時間を寝ています。それが正常なのです。一日に約14時間~16時間は寝ます。初めて聞いた人はそんなに!?と思うかもしれませんが事実です。猫の性格や生活環境にもよりますが中には20時間近くずっと眠る猫もいるくらいです。特に飼い猫はエサを狩る必要が無いのですることがなく余計睡眠時間が長くなります。もちろんこれは一日の累計の時間です。
お腹が空きエサを食べたら寝て→遊び疲れたら寝て→毛づくろいや体のケアをしたら寝て→マーキングをしたら寝て→ご主人の相手をしたら寝て、というように一日に複数回寝ます。気付いたら寝ているので飼い主からしてみればずっと寝ているように見えるのです。いったい何度寝しているのだろうか。羨ましい限りです。(笑)
猫の睡眠の仕組み
猫の一回の睡眠時間は実は1~2時間前後とされています。一回の時間は人より短いですが、この短い眠りを一日に何度も繰り返すので結果長時間寝ていることになります。
人と同様に猫もレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返して寝ています。レム睡眠とは脳が半分起きている状態で完全には眠っていません。ノンレム睡眠とは段階的にですが脳が眠っている熟睡状態です。猫の一回の睡眠のレム睡眠は数十分~1時間程度、ノンレム睡眠は数分~10分程度と言われています。人の平均値はレム睡眠が約20分、ノンレム睡眠は約80分とされているので実は猫は熟睡している時間が短いのです。これは猫の野生時の本能が多く残っている証拠であり、襲われないよう本能的に熟睡している時間が短いとされています。そう、猫は浅く長く寝るタイプなのです。
レム睡眠 | ノンレム睡眠 | |
猫 | 数十分~1時間 | 数分~10分 |
人 | 20分前後 | 80分前後 |
猫の寝相
一説によると猫の名前の由来は「寝子」からきているとも言われています。それくらい猫は寝るイメージが強く、実際に寝ています。
猫にも寝相があり、いくつかパターンがあります。
・体を丸めお腹を地面に向けて寝る
よく見るスタイルですね。寒い時期などはさらにしっぽをマフラー代わりに丸めて寝るときが多いです。足を地面に向けているので敵に襲われてもすぐ動ける状態です。
・横になって寝る
少しリラックスしている状態です。この状態でも素早く起き上がることができます。
・仰向けでお腹を出し足は伸びたまま寝る
完全にリラックスモードです。周辺は安全だと認識し安心している状態です。人の前でもこの状態で寝ているときはその人を信じている証拠です。嬉しい限りですね。
猫も夢を見る
猫が寝ているときに足をバタバタさせたり鳴いたりしている姿を見たことがある飼い主さんも多いかと思います。それは猫が夢を見ていると言われています。
猫も人と同様にレム睡眠のときに夢を見ているとされ、猫はレム睡眠が長いので人より多くの夢を見ているとか。激しくバタつかせることが多いので縄張り争いのケンカや獲物を追っている夢を見ているとされていたりも。。。
まあ、実際どんな夢を見ているかは猫にしか分からないことですが、一度覗いてみたいものですよね。きっと夢の中でも必死に全力で走り回っているのでしょうね。(笑)
最後に
猫は長い時間寝ています。でもそれは熟睡ではなく浅い眠りがほとんどです。猫の眠りを妨げないよう、邪魔にならないよう、そっとしておいてあげましょう。
夢を見ているであろう猫のその動き、姿は本当に可愛らしいものです。もしかしたら猫の夢だけではなく飼い主との夢も見たりしているのかもしれませんね。何とも気になることろですよね。
「ムニャムニャ」